現在活躍する霊能力者にも、生まれながらに霊能力を持っていた霊能力者と、後天的に霊能力を開眼した霊能力者とに分かれます。前者の場合、両親あるいは先祖に霊能力者がいることがほとんどです。まったく同じ霊能力が継承されるとは限りません。たとえば母親は霊視能力が優れていたけれど本人は降霊術が得意、といった具合です。また後者の場合、何人かの霊能力者に直接尋ねると、大きな事故や病気により突然霊能力に目覚めたといった話しが聞けました。
霊能力者が鑑定で用いる基本霊能力に、「霊視」という能力があります。“霊能力で視る”とも“霊を視る”とも言えるこの霊視の霊能力、すべての霊能力の基本と言っても良いでしょう。
予知とか透視とか、霊能力はとかくカテゴライズされがちですが、必ずしも字面がそのままの意味とは限りません。別にすべての霊能力を霊視と置き換えても問題は無いのです。中には霊視一本を占術として掲げながらも、予知も透視も前世透視も行う霊能力者も存在します。
こちらでは、“霊視=霊を視る霊能力”としてお話し致しますが、視る(見る)といっても視覚的に霊の姿を見ているわけではありません。これは霊能力者によって異なるのですが、見え方はそれぞれに違うようです。たとえば瞑想するように瞼を閉じると、スーッと映像が浮かんでくる霊能力者もいれば、目の前に映像を投射するスクリーンが下りてきて、映画を観るかのように眼前で過去や未来の出来事が映し出され、真実を知ることができる霊視能力を発揮する霊能力者もいるようです。霊視と表記しますが、見るだけではなく音も聞こえたり匂いも嗅ぐことができたりで、限定された能力とは言い難い意味するところの範囲が広い霊能力です。
霊視能力を極めた霊能力者は、実際の鑑定の中で前世、過去、現在、未来を調べ上げます。視ると言ってもそれらは一瞬で終わるので、相談者は驚き意外な気持ちで霊能力者が霊視した結果の言葉を聞くことになります。本物の霊能力者の霊視に触れた相談者は、その的中率、正確性などに、ゾッとする怖さも感じながら、一方では感動さえ覚えることでしょう。霊視の霊能力は、それほどまでに当たるのです。自分の問題を解決して欲しい、願いを叶えて欲しいといった相談をするときに、数ある電話占いサイトや霊能力者の中で迷っているならば、まずは霊視の能力に定評がある霊能力者を選んでみると良いでしょう。