霊能力者を知るためのメモ

皆さんの中で、原因不明の体調不良や精神的な落ち込みを経験したことのある方はおられないでしょうか？それも体調になんらかの前兆があっての結果ではなく、なんの前触れも無く突然といった形での不調や運気低下です。そのような状況に陥った際に疑うべきは、ある種の霊的な要因の影響です。ですから自分一人ではどうすることもできない、その手立てさえわからないときは、霊感や霊能力の無い一般の人なら仕方の無いことでもありますので、専門定期な霊能者に頼るべきなのです。特に除霊、浄霊の霊能力を有する霊能者で、中でも霊障問題の解決を行っている霊能者ほど良いでしょう。
そもそも除霊や浄霊が必要になるくらいの霊障に、どのような経緯で陥ってしまうのでしょうか。多くの場合それは、軽い気持ちで心霊スポットに足を踏み入れたり、予備知識も無いまま訪れた場所がたまたま霊の集まる場所だったり、あるいは住居のある土地に霊的な要素を含んでしまう過去や因縁があったときなどです。特に住居が霊道の上に建っている場合などは、常に霊と接触する（もちろん、普通の人には見えませんから実感は無いでしょうが）ので、負の理由を抱えて霊になったかつての人の因縁に大きく影響を受けてしまうことになります。また霊感が無いから心霊スポットに行ってもなんの問題も感じないと思うことは、あいにく大きな間違いなのです。“霊感が無い＝憑かれない”、そうではありません。霊感が無いことは、すなわち知識や能力が無いことと同義なのです。むしろそういった人ほど防ぐ手立てが無いため、反動が大きいと理解してください。
霊が関係している様々な問題を霊障と言い、霊能者がそれを解決するために除霊や浄霊を行います。その除霊や浄霊とは、いったいどんな霊能力なのでしょうか。大まかに言ってみれば、除霊はその人に憑いている霊を取り除く（取り払う）ことです。一方で浄霊は、憑いている霊を成仏させるために浄化することです。完全に霊の存在を消し去ることを言います。どちらの霊能力で霊能鑑定を行うかは、請け負った霊能者の判断となります。まずは霊視であったり守護霊と交信したりして、憑いている霊の正体を突き止めます。単に霊と交信して説得すれば、離れて行くこともないとは言えません。しかしそうならない場合は、除霊か浄霊かの選択を霊能者が行い祈願儀式に入ります。当然霊を調伏させるわけですから、霊能者自身も霊に打ち勝つ強い霊力を持っていなければなりません。すべての霊能者が行なえる祈願ではないのです。
“心霊”と聞けば、夏の風物詩のように取り扱われています。しかし実際には、季節など関係なく一年中、霊との接点はそこかしこに存在します。未然に防ぐことも出来ますが、万が一霊障の疑いがある状態になったら、それなりに力のある霊能者に迷わず頼ることを進言致します。